CUT-005

本番稼働判定資料

分類:CUTOVER重点成果物実物サンプルあり

これは何か

本番稼働判定資料は、本番稼働の判断(Go / No-Go)のために、判断の基準と、各担当が集めた材料を、1か所にまとめる成果物です(12-05 誰が本番稼働を決めるのか)。

判断そのものではなく、判断する人が決められるように材料をそろえるための資料です。

なぜ作るか

誰が使うか・いつ作るか

CASE FACTFROZEN正本に記載されたアステリア案件の事実

判断に関係する記載

  • M18 本番稼働
  • AIへ最終委任しないこと:本番移行承認、Go / No-Go、重大障害判断 など
  • 正本の人物の役割に、CFO/プロジェクトスポンサー(P-001)、CIO/IT統括責任者(P-002)、プログラムマネージャー(P-003)、本番移行・運用リーダー(P-011)がある

正本には、誰が Go / No-Go を判断するかの記載はありません。役職名から判断者を推測しません。

教材用サンプル成果物の読み方を学ぶための例

教材用サンプル — 判定資料の構成

この成果物は学習用サンプルです。FROZEN正本に記載されたCASE FACTと、成果物の読み方を学ぶための教材用サンプル値を区別して表示しています。

判断の項目 基準(教材上の例) 材料 担当 結果の欄
テスト 終了基準を満たしている 終了判定報告書 テストの担当 満たす/満たさない/条件付き
データ移行 照合で説明のつかない差がない データ照合報告書 データ移行の担当 同上
切替 リハーサルで切替と切り戻しができた リハーサル結果 本番移行の担当 同上
運用 稼働後の体制と監視が準備できている 運用・引継ぎ計画 運用の担当 同上
業務 利用者への説明と手順書が準備できている 業務の準備状況 業務の担当 同上
残る問題 残る問題に回避策と受け入れの判断がある 課題・リスク管理表 PMO 同上

判断の項目・基準は構造を学ぶための例です。アステリア案件の基準ではありません。

何を書いてはいけないか

どこを見るか

  1. 判断の項目ごとに、基準が事前に決められているか
  2. 材料の出どころ(どの報告書か)と日付が書かれているか
  3. 「条件付き」の項目に、条件と、それを誰がいつ確かめるかがあるか
  4. 担当と担当の間(つなぎ目)の確認が、どこかの項目に入っているか
  5. 判断する人と、判断の時点が書かれているか

赤信号

  • すべての項目が「問題なし」だが、根拠の資料がない
  • 残る問題の欄が空欄
  • 判断の直前に、基準が変わっている
  • 判断する人が決まっていない

関係するUnit・危機演習

AI WORKFLOW

「この判定資料の各項目について、①基準が書かれていない、②材料の出どころや日付がない、③条件付きの条件と確認者がない、ものを挙げてください。稼働してよいかは判断しないでください。」

AIは、各担当の報告を、判断の項目ごとに整理する下書きに役立ちます。

REVIEW

  • 整理された内容が、元の報告書と合っているか
  • AIが「問題なし」とまとめた項目の根拠を、人が確かめたか
  • 材料の日付が最新か

人間が判断すること

  • 本番稼働する/しない(Go / No-Go)
  • 条件付きで進める場合の条件と確認方法
  • 残る問題を受け入れるか

本番移行承認と Go / No-Go は、AIへ最終委任しない事項です(正本の方針)。

いつ使うか

この教材では STAGE 12|本番切替の日 の文脈で扱います。 アステリア案件での正式な作成・使用時期(月)は正本に記載がないため、未確定としています。

最後の問い

この資料を見た人は、「稼働する/しない」を、何を根拠に決めたか説明できますか?

学習上の接続

教材上の学習接続です。成果物とUnitの正式な対応表はbaselineにないため、正式な関連付けとしては登録していません。

  • Stage:未確定(baselineに対応表なし)
  • 危機演習:未確定(baselineに対応表なし)
  • 人物:未確定(baselineに対応表なし)