これは何か
システム全体構成図は、「どんなシステムがあるか」を並べるだけではなく、責任、データ、連携、運用上の境界を一枚で把握する成果物です。
CASE FACTFROZEN正本のSystem・Interface・データ正本だけから描画
実物サンプル — CASE FACTから描いた構成図
この成果物は学習用サンプルです。FROZEN正本に記載されたCASE FACTと、成果物の読み方を学ぶための教材用サンプル値を区別して表示しています。
この構成図には教材用サンプル値を含みません。System・Interface・データ正本は、すべてFROZEN正本からそのまま描画しています。「約36本」の連携のうち、正本で個別に定義されているのはIF-01〜IF-12の12本だけです。残りの連携は想像で描いていません。
図の内容を一覧で確認する
| ID | 名称 | 図の色(表示上のグループ) |
|---|---|---|
| SYS-01 | 新基幹システム | 中核業務 |
| SYS-02 | 財務会計システム FIN-CORE | 会計 |
| SYS-03 | 勤怠・工数管理SaaS | マスター・発生元 |
| SYS-04 | 営業管理システム | マスター・発生元 |
| SYS-05 | 人事マスターシステム | マスター・発生元 |
| SYS-06 | システム連携基盤 | 連携 |
| SYS-07 | BI基盤 | 分析 |
| SYS-08 | 認証・ID基盤 | 認証 |
| SYS-09 | 開発・CI/CD基盤 | 開発 |
| SYS-10 | AI開発エージェント | 開発 |
| SYS-11 | 監視・ログ基盤 | 監視・運用 |
プロジェクト全体の連携は約36本です。このうち正本で個別に定義されている12本を示します。
| ID | 名称 | 経路(データの流れ) |
|---|---|---|
| IF-01 | 顧客マスター連携 | 営業管理 → 新基幹 |
| IF-02 | 契約情報連携 | 営業管理 → 新基幹 |
| IF-03 | 社員・組織マスター連携 | 人事 → 新基幹 |
| IF-04 | 工数連携 | 勤怠・工数SaaS → 連携基盤 → 新基幹 |
| IF-05 | 売上仕訳連携 | 新基幹 → 連携基盤 → FIN-CORE |
| IF-06 | 売掛金仕訳連携 | 新基幹 → 連携基盤 → FIN-CORE |
| IF-07 | 原価仕訳連携 | 新基幹 → 連携基盤 → FIN-CORE |
| IF-08 | 名称未定義 | 新基幹 → BI |
| IF-09 | 名称未定義 | FIN-CORE → BI |
| IF-10 | 名称未定義 | 認証・ID → 新基幹 |
| IF-11 | 名称未定義 | 新基幹 → 監視・ログ |
| IF-12 | 名称未定義 | 連携基盤 → 監視・ログ |
正本で個別定義されたInterfaceに登場しないシステム:SYS-09 開発・CI/CD基盤、SYS-10 AI開発エージェント。図の中で矢印がないのはこのためで、連携がないという意味ではありません(未定義)。
| データ | 正本 |
|---|---|
| 顧客 | 営業管理システム(SYS-04) |
| 契約 | 営業管理システム(SYS-04) |
| 社員・組織 | 人事マスターシステム(SYS-05) |
| 工数 | 勤怠・工数管理SaaS(SYS-03) |
| 案件 | 新基幹システム(SYS-01) |
| 案件予算 | 新基幹システム(SYS-01) |
| 案件原価 | 新基幹システム(SYS-01) |
| 請求 | 新基幹システム(SYS-01) |
| 業務上の売掛金明細 | 新基幹システム(SYS-01) |
| 正式な会計残高 | 財務会計システム FIN-CORE(SYS-02) |
| 正式な会計仕訳 | 財務会計システム FIN-CORE(SYS-02) |
| 経営分析 | BI基盤(SYS-07) |
どこを見るか
- Data authorityはどこか
- 重要データがどこからどこへ流れるか
- integration hubはどこか
- accounting systemとの境界
- identity / monitoringがどこへ接続するか
- system responsibilityの切れ目
赤信号
- 箱だけでarrowなし
- arrowはあるがdata名なし
- official data authority不明
- production monitoringが図から消えている
- architecture図とinterface一覧が矛盾
- 「約36本」を見栄えのために架空線で埋める
AI WORKFLOW
「この構成図・システム一覧・interface一覧・data authority一覧を比較し、①孤立して見えるシステム、②arrow方向矛盾、③data authority矛盾、④図にない正式interface、⑤図にあるが正本にないinterface、を挙げてください。推測した連携を追加しないでください。」
REVIEW
AIの指摘が、baselineの正式System/Interfaceと一致するか確認する。
人間が判断すること
- system boundary
- responsibility
- data authority
- interface ownership
- architecture approval
いつ使うか
この教材では STAGE 05|全体設計を作る の文脈で扱います。 アステリア案件での正式な作成・使用時期(月)は正本に記載がないため、未確定としています。
最後の問い
このデータが正しいか確認したいとき、どのシステムを正本として見ますか?