AI-002

AIエージェント権限表

分類:AI DELIVERY重点成果物実物サンプルあり

これは何か

AIエージェント権限表は、開発やテストに使うAIエージェントに、どの環境で、何をしてよいか・してはいけないかを一覧にした成果物です。

AIエージェントとは、指示を受けて、ファイルの編集やコマンドの実行などを自分で進められるAIのことです。人に作業を任せるときと同じように、権限を決めておく必要があります(09-06 AIにどこまで権限を渡すか)。

なぜ作るか

誰が使うか・いつ作るか

CASE FACTFROZEN正本に記載されたアステリア案件の事実

AIに関係する記載

  • システムに SYS-10 AI開発エージェント、SYS-09 開発・CI/CD基盤、SYS-08 認証・ID基盤がある
  • AIは意思決定責任者ではない。人間が管理する作業実行・支援手段とする
  • AIへ最終委任しないこと:投資承認、要件確定、設計承認、セキュリティ例外承認、本番移行承認、Go / No-Go、重大障害判断
  • P-013 木村 亮 — AIガバナンス責任者
  • P-012 石井 稔 — セキュリティ責任者

教材用サンプル成果物の読み方を学ぶための例

教材用サンプル — 環境ごとの権限

この成果物は学習用サンプルです。FROZEN正本に記載されたCASE FACTと、成果物の読み方を学ぶための教材用サンプル値を区別して表示しています。

操作 開発環境 テスト環境 本番環境
コードを読む 可(例) 可(例) 不可(例)
コードを変更する 可・人のレビュー必須(例) 不可(例) 不可(例)
テストを実行する 可(例) 可・結果は人が確認(例) 不可(例)
データを読む テスト用データのみ(例) テスト用データのみ(例) 不可(例)
設定・権限を変える 不可(例) 不可(例) 不可(例)

表の値は構造を学ぶための例です。アステリア案件で決めた権限ではありません。

何を書いてはいけないか

どこを見るか

  1. 環境(開発・テスト・本番)ごとに、許可と禁止が分かれているか
  2. 本番環境と、個人情報などの重要なデータへの操作が禁止されているか
  3. AIの変更に、人のレビューが必須になっているか
  4. 権限を変えるとき、誰が承認するかが決まっているか
  5. AIの操作の記録が残る仕組みがあるか

赤信号

  • 開発者と同じ権限を、AIにそのまま与えている
  • 本番環境への接続情報を、AIが読める場所に置いている
  • 表が作られた後、AIの使い方が変わっても更新されていない
  • 例外の許可が、記録なしに増えている

関係するUnit・危機演習

AI WORKFLOW

「このAIエージェント権限表を確認し、①本番環境や重要なデータへの操作が許可されている箇所、②人のレビューが必須になっていない変更の操作、③許可の範囲があいまいな箇所、を挙げてください。権限を広げる提案はしないでください。」

REVIEW

  • 表の権限と、実際の設定(アカウント・接続情報)が一致しているか。これは人が設定で確かめる
  • AIの指摘だけで、安全だと判断していないか
  • 例外の許可に、期限と承認があるか

人間が判断すること

  • AIに与える権限の範囲
  • 例外の許可を認めるか
  • AIの操作の記録を、誰がどう確かめるか

AIの権限を決めることは、AI自身に任せません。

いつ使うか

この教材では STAGE 09|120人で安全に開発する の文脈で扱います。 アステリア案件での正式な作成・使用時期(月)は正本に記載がないため、未確定としています。

最後の問い

この表で、AIが本番のデータを書き換えられないことを確かめられますか?

学習上の接続

教材上の学習接続です。成果物とUnitの正式な対応表はbaselineにないため、正式な関連付けとしては登録していません。

  • Stage:未確定(baselineに対応表なし)
  • 危機演習:未確定(baselineに対応表なし)
  • 人物:未確定(baselineに対応表なし)