Unit 12-01(STAGE 12 の 1 / 7)

本番切替計画とは何か

学習状況:未着手

このユニットの結論

本番切替は、プログラムを公開するだけではありません。

  • 旧システム停止
  • データ移行
  • システム切替
  • 確認
  • 業務開始
  • 異常時の戻し

まで含めた、

新システムを安全に業務へ引き渡す実行計画です。

1. 何の話か

開発とテストが終わっても、最後に本番切替があります。

この瞬間には、

が同時に動きます。

だから、deploy成功だけでは切替成功ではありません。

2. 「順番」が重要

例:

  1. 利用停止
  2. 旧システム最終データ確定
  3. データ抽出
  4. 新システムへ移行
  5. 件数・金額照合
  6. 外部連携切替
  7. 新システム起動
  8. 動作確認
  9. 利用開始判断

前工程が終わっていないのに、次へ進めません。

3. THINK — 時間だから進める?

100万件のデータ移行後、37件が一致していません。

原因は未確認。

予定では次工程開始時刻です。

判断例を開く

判断

予定時刻だけを理由に進みません。

確認:

  • 37件の内容
  • 業務影響
  • 許容差か
  • 修正可能か
  • 原因
  • 次へ進んだ後に戻れるか

4. 切替計画の7要素

  1. 作業
  2. 担当者
  3. 実施時刻
  4. 前提条件
  5. 完了条件
  6. 異常時対応
  7. 判断者

「いつやるか」だけでは足りません。

5. Go / No-Go

Go:
条件を満たして次へ進む。

No-Go:
条件未達なので進まない。

判断材料には、

があります。

6. Rollback / Backout

問題が起きたら元に戻す。

しかし、新システム側で新しい業務データが発生した後は、簡単に戻せないことがあります。

だから、

どこまでなら戻せるか

を事前に考えます。

7. Point of No Return

切替には、

ここを超えると簡単に元へ戻れない地点

が存在する場合があります。

たとえば、

  • production data update
  • external system switchover
  • user opening

などです。

8. リハーサル

本番当日に初めて通しで実行しません。

リハーサルで、

を試します。

目的は成功確認だけではなく、曖昧な手順を発見することです。

9. AI WORKFLOW

AIには、

  • dependency整理
  • 手順漏れ
  • timeline
  • checklist
  • rollback条件
  • risk
  • rehearsal結果

を整理させます。

指示例:

「切替計画をレビューし、前提条件不足、完了条件が曖昧、依存関係不明、失敗時対応なし、Go/No-Go地点、不可逆地点を分けてください。未記載の事実を補完しないでください。」

10. REVIEW

AIの切替計画を、

  • 実在性
  • 担当
  • 権限
  • 時間
  • 依存
  • 完了条件
  • failure response
  • rollback
  • decision owner

でレビューします。

11. 人間が判断すること

  • 切替開始
  • 中断
  • 延期
  • 未解決問題を許容するか
  • rollback
  • 業務開放

は、技術だけでなく業務影響を含む判断です。

12. 判断演習

主要機能は正常。
低重要度機能で不具合1件。
回避策あり。
業務開始まで2時間。

「Goでよいですか?」

確認ポイントを開く

確認

  • 影響業務
  • 利用者
  • 回避策の実行可能性
  • data integrity
  • security
  • 後から安全に修正可能か
  • 事前Go/No-Go基準

あなたの記録あなたの考え。事実ではありません

判断ノート

既定では保存しないため、ページを離れると消えます。

このユニットで覚えてほしいこと

本番切替は、業務を新しい状態へ安全に引き渡すプロジェクトです。

重要な判断基準を、本番当日に初めて考えない。

関連成果物:未確定(baselineに対応表なし)

関連危機演習:未確定(baselineに対応表なし)

学習状況

状態:未着手